診療機器の豆知識
みみ、のど、はな、の診療機器が身近になる豆知識です。

■額帯鏡(がくたいきょう)
頭につけて、丸い鏡の真ん中の穴からのぞいて診察します。 現在は、消費電力がより少なく、より明るいLEDランプを眼鏡に直接装用して額帯鏡の代わりとしています。

■耳鏡(じきょう)
耳の穴の中を診察するときに使います。痛みはありません。 電子スコープでリアルタイムにお見せして、病状をご説明することもできます。

■鼻鏡(びきょう)
鼻の穴の中を診察するときに使います。痛みは全くありません。

■ファイバー
のどや鼻の奥を診察するときに使います。直径4mmほどの細い管で、えづくような反射がおきにくく、さほど苦痛ではありません。特に必要なときのみつかいます。

■舌圧子(ぜつあつし)
舌をこの舌圧子で押さえて、のどの奥を診察します。内科検診でもおなじみです。

■聴診器(ちょうしんき)
耳鼻咽喉科では、せき症状がある場合など聴診器を使い呼吸音などを聴取し、診察します。

■フレンツェルの眼鏡
潜水めがねのようなこのめがねは、めまいの診察に使います。 2つのめがね部分が大きなルーペの役目を果たし、患者さまの眼球の動きを詳細に診察することができます。 当院ではより精密なめまいを検出するため、赤外線カメラを用いた最新式の眼鏡を採用しております。

■ピンセット
耳や鼻の奥にたまった垢を取る場合に使用します。